病気の話
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当院のコロナワクチンについて
季節はずれのインフルエンザが流行ってますがコロナ禍もまだ続きます。コロナワクチンを既に6回も打ったという方も多いと思います。ところが9月半ばになって国が突然に今まで打っていた2価のコロナワクチンを中止して1価のXBBワクチンに変更して生後6か月以上の者全てに打つように変更しました。この政策によって打てなくなった2価ワクチン含めて8600万本ものコロナワクチンが廃棄されることになりました。発熱外来を続けている当院では相変わらずコロナ陽性者は多数ですが重症化する患者は全くおらず、当院ではラブゲリオやゾコーバなどのコロナ治療薬は今まで1例も出していません。コロナは今やただの風邪同様になっているのに国はいつまでコロナを重大な病気のように扱うのでしょうか?9波のコロナ感染自体も減少傾向です。インフルエンザワクチンとコロナワクチンは同時に打っても良いことになっていますが、今までのようにコロナワクチンの副反応出現のことを考えると、当院としては同時接種は行わない方針です。また当院ではこれからはインフルエンザ接種に重きを置くためにコロナワクチン接種は10月半ばで終了して当分行わない予定です。6回目コロナワクチンを打った方が既に何人もコロナ感染している現場を見て、いくら株がXBBタイプに変わるからと言ってもコロナワクチンの有効性に疑問を感じます。「風邪にワクチンは効かない」と当院では考えていますので、コロナワクチンをやらないことにご了承下さい。私自身はコロナワクチンは4回打って、その後はやめています。当院のほとんどの小児科医も自分の子供にコロナワクチンは打たないと言っています。同感です。新しいXBBワクチンも最終的には大量廃棄になるものと考えます。