病気の話
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酷暑を越えて災害級の暑さ
猛暑とは今までも言われ続けており昨年からは酷暑の言葉が使われていましたが、今年は酷暑を越えて「災害級の暑さ」と表現され始めました。外に出るのがためらわれる程の強い日差しの日が増えており、自宅内にいても熱中症で救急搬送されてしまう状況です。ランニングしていた高校生の死亡や部活後の女子中学生が国道で倒れて亡くなっていたなどのニュースが頻発しています。8月末には北海道で2学期早々の体育の授業の後に8歳児童が熱中症で亡くなってしまいました。北海道では暑さに慣れていないことが今回の事故につなっがっています。コロナ禍の時と同様に「不要不急の外出を控えて」とTVなどから呼びかけされています。今年の7月は1978年以来の日本の観測史上最も暑かった月と気象庁の発表です。7月の平均気温は25.96度と過去最高だったようです。また熱中症の救急搬送も急増して7月の1ヵ月間で3万3千人だったようです。熱中症だけでなく体調不良でクリニックを受診する方が増えているのは暑過ぎることが原因かもしれません。この暑さは今後も続くでしょうから暑さに慣れていくしかないものと考えます。人口世界一になったインドでは50度近くの気温で人々が通常に暮らしているのですから、日本人も40度近くの暑さで暮らせるような身体に作り変えるしかありません。また関東は雨が少なく水不足が懸念されていますが、ひとたび雨が降れば「降ればドシャ降り」の状況です。地球温暖化含めた異常気象が関係しているようです。九州・沖縄含めて関西は豪雨で河川氾濫が続いており、日本は災害大国と言って良いかもしれません。しかし8月上旬に夏の終わりを告げるセミのツクツクホウシが早々と鳴き始めていました。今年は予想外に秋の訪れが早いかもしれません。