病気の話
- トップページ
- 病気の話
あおばでのコロナワクチン接種
当院で6月14日から個別接種が始まり、かかりつけ患者さんにようやくワクチンが打てるようになりました。三郷市は当初はファイザー製ワクチンの会場での集団接種しか考えていませんでした。しかし少しでも早く接種を進めるために国と県が個別接種も同時に行うように通達を出して、市もワクチンを個別医院・クリニックに配ることになりました。初期の頃はファイザー製ワクチンは-70度冷凍庫で保管して接種前に冷蔵庫に出したら5日で使い切る決まりでしたが、通常の冷蔵庫で30日まで大丈夫になったことが大きな要因です。当院では通達が出てすぐにワクチンを取り寄せて、隣のアルファ薬局と協同作業で保管・接種作業を行っています。もっと早くに個別接種できていれば多くの患者さんに当院で注射を受けてもらえたのですが、早々と集団接種会場で注射した方もおり待って頂けなかったことが残念です。早々と注射した方々も何十回・何百回も市に電話して、電話もつながらず電話料金・時間もかかって大変なストレスだったとのこと。ワクチン自体がないのに、早い者勝ちと扇動して電話に殺到させる方法が間違っています。7月初めには当院でも高齢者への接種がほぼ終わり、順次一般の方への接種を行っていきます。基本的にはかかりつけ患者さんとそのご家族が対象です。接種券と問診票がご自宅に届いたら当院受付まで予約にお越し下さい。ファイザー製ワクチンでは1回目接種からちょうど21日後に2回目接種を行いますので、その2日間の日程をあけておいて下さい。若い方や女性では2回目接種で熱発したり、だるさなど体調不良が出やすいようですので、2回目接種の翌日の仕事は休めるようにしておく方が良いかもしれません。接種当日に体調不良で接種を受けられない場合、他の方へワクチンを回したり、接種日の再調整したりすることは難しいため、2回目接種が終了するまでは風邪など引かないように体調管理して下さい。