病気の話
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人生100年時代を生きるためにVol.1:平均寿命トップの香港を研究して
年金支給開始年齢のからみから、TVをつけると最近では100歳まで元気に生きようなどとアピールがさかんです。また100歳まで如何に生きるかを書いた本や雑誌も目にします。医療の発達で病気を克服して、あるいは病気をかかえながらも100歳に到達する方も増えてはいます。なんといっても日本は平均寿命が男女ともに世界のトップ3に入っており、100歳到達の方も多いのは当然です。しかし平均寿命の点では男女ともに香港が1位なのは一般の認識が少なく驚くべきところです。中国の南端の香港がなぜ1位なのでしょうか?私は香港に行ったことはありませんが、香港・マカオといえば観光都市として有名であり日本からも多くの方が訪れます。気候は亜熱帯で暑い時期が長いのですが、最近の日本のように暑すぎることはなく、緩やかながら四季があるようです。いくつかの考察記事を見ましたが、香港の長寿の理由は以下の3つ、「貧富の差が小さく教育水準が高い」、「喫煙率が低い」、「医食同源を心掛けている」のようです。アイスランドやスイスなどの小さな国も長寿ですが、香港も小国で教育水準が高く、健康への意識が強くて食生活や規則正しい生活に気を使うために長寿になるということです。この話題を何回かに分けてお話ししていきます。